安易にプログラミングの授業をとるな
大学新1年生たちは大学のシラバスを組むときに、その授業の豊富さに圧倒されるでしょう。高校までの学びとは違って大学では、今まで学んだことがないような分野の授業をとることができます。
その中でも意識高い系の人たちが取りがちなのが「プログラミング」です。
JavaやRuby、C ++など、様々なプログラミング言語があって、難易度や需要からどれにしようかなと心を弾ませている新1年生がいると思います。
残念ながら、楽しいのはそこまでです。
いざプログラミングの授業を始めてみるとイライラ地獄が始まります。
プログラミングの何が難しいのかというと、お手本どうりにソースコードを書いてみても、どこかしらにエラーが生じていて、結局その問題を見つけるのに何時間と時間を消費しなければならないからです。
まあ、エラーはプログラミングをやっていく上で避けられないものなのですが、そういうことも知らずにプログラミングに憧れて始めた人にとっては辛いでしょうね。
「〇〇が宣言されていません。」や「データファイルが未定義です。」などのよくわからない固い日本語が並べられていて、頭が痛くなりそうです。
また、そのような問題を解決しようとGoogle検索でいろいろ調べてみるのですが、学校で習っている方法と同じ解決方法がなかなか見つからなくて非常に苦労しました。
それだけではなく、そもそも解決方法を見ても、そこに書いてあるコンパイルや実行ファイルなど、細かい専門用語の意味すら分からなくて混乱してしまうのです。
結局プログラミングを始めてみても、ただお手本のソースコードを写して正常に動作が行われるのを確認して提出する作業のみで終わってしまい、プログラミングの知識があまり身につきません。
だからこそ、プログラミングを学びたい人は、プログラミングにもともと興味があって今後仕事に活かせるようになりたいと考えている人や、そんな苦しみなんか関係ないぜ!という人は挑戦してみてもいいんじゃないかと思います。
私みたいになんとなくプログラミングというものに憧れがあって始めてみると、地獄を見ます。結局授業の時しかプログラミングのことを学びませんでしたし、プログラミングのことなんかもう忘れてしまいました。
プログラミングができると将来就職するときなどに有利になるかもしれません。ですが、プログラミングを学ぶならば覚悟しておいた方が良さそうです。