きっと僕以外のモテる男なら知っているであろう事実。
男は自分語りするな。ただ女の話を聞いて共感するだけでいい。
まあ、モテない僕でさえもそんな事実は知っていた。じゃあどうしてそんな話をするのかって?
気づけば、喋りたい女vs何でも聞いてあげる男という構図が出来上がっていたからだ。
もう消したけれど、Tinderというアプリを入れてマッチした女性と話をしてみた。このアプリの特徴として、遊び目的であるがために、女は丁寧に返信はしない。非常に短文で返ってくる。
「はあ?そんな適当なメッセージで会話する気あんのかよ?」という若干の怒りを抑えつつ、とにかく質問だけをする。もちろん相手から質問されることはない。
だけどこちらが会話を一方的に続けていると、相手も次第に心を開くようになって、より具体的な話をしてくれるようになる。この段階でももちろん相手から質問されることはない。
そしていつの間にか、僕は女の話を聞いてフォローしてあげるようになっている。そう、気づいた頃には男と女の会話の本質が見えているのだ。
「お前の話はいらない。ただ私の話を聞け。」と言わんばかりのこの関係。これでいいのだ。
バイトの時もそうだ。暇な時間に後輩の女の子と話している時であっても、基本僕は聞き手に徹する。
会話の始まりは僕からだし、7割は女の子が話し、3割僕がリアクションをして笑う。ただ話してもらって満足してもらえればそれでいい。
「僕のことは何か知りたくないの、、?」と思っているけれど、正直聞くだけだとつまらない。だから、自分にも似たような境遇や出来事があれば、共感も含めて話すようにする。
そうすると、女の子は軽いリアクションだけはしてくれる。「少しぐらい自分の話をしたっていいじゃない!」
これは友達だけじゃなくて、うちのお母さんもそうだ。お母さんも僕に最近あったことなどを話してくる。
僕はただ、うんうんと返事をするのだが、やっぱり最後は共感とフォローを入れる。
ああ、女性は喋りたい生き物なんだな〜と最近常々思う。
まあ、男同士なら自分の話を聞いてくれるし、相手の話も聞く。飲みで話すと結構盛り上がってこれまた面白い。
だから僕はこうして雑談に話したいことを書いているのかもしれない。結局聞いてくれる人はいないし、話せないようなこともある。
それは雑談95回分にも及ぶんだから、誰か俺の話を聞け!と言いたいくらいだ。
そんな山に向かって叫ぶような愚痴はここら辺にして、また女の話を聞こうかのう、、