【雑談】#71 LINEブロックされた悲しき男の話
昨日マッチングアプリからLINEに移行して、初めて通話をしたんだけど、翌朝ラインをブロックされた。
初めてアプリからLINEを交換した人だったので、少しは気があるのかなと思っていた。
電話の誘いも相手からだったので、そのつもりでいた。
夜の11時から1時間ちょっとくらい話していた。初めての電話にしては少し長かったと思う。
相手の声が聞けて、終始話すことがなくなりながらも、面白い話ができて楽しかった。
だけど会話の中で反省すべきなのは、相手と次の約束をしなかったことだ。「また電話しようね」とか「今度ご飯食べに行こう!」とか話しておけばよかった。
ただただお互いのことについて話をしていたら、そんなことも忘れて通話が終わってしまった。
「まあ、また今度電話をするときにデートの約束をすればいいや」
それが叶うことはなかった。
翌朝LINEを送っても夜までずっと既読がつかなかった。
バイト中も彼女のことが気が気でならなかった。
「いつ返信が来るのだろう、、」
不安を抱えながら働くことはとても精神的に過酷なものだった。
帰宅してからすぐにブロックされているかを確認した。LINEスタンプが送れなければブロックされていることが確定する。
LINEスタンプを送ろうとすると、
「お相手はすでにこのスタンプを持っています」
つまりどういうことかというと、終わったということだ。
僕は一晩の電話で彼女からブロックされた。
彼女とはマッチングアプリで1週間以上毎日メッセージを続けていたから、とても虚しい気持ちだ。
心にぽっかり穴が開くとはこういうことを言うのかもしれない。
きっとアプリの経験者や先輩なら、終わったことは気にしないで次を探そうと言うだろう。
ただ僕はまだその域に達していない。
彼女から誘いが来たときは夜も眠れなかったし、いつも3時や4時に目が覚めてはアプリを確認していた。
そしていつもそうだ、相手からブロックやフェードアウトされるたびにバイト中の足取りが重くなる。
たぶん携帯を見れないからこそ、不安が募って心が晴れないのだろう。
誰かを誘うということは、関係がワンステップ深くなることを意味する。
たとえ世間話で花を開かせていたとしても、誘いの話になった途端、花が枯れることだってある。
でもいつかは誘わなくてはいけない。女性と会話するためにアプリをやっているわけではないから。
運動を続けていると筋肉痛にならないように、こうした心の傷も、やがて修復されて、ちょっとしたことでは傷つくこともなくなるのかもしれない。
出会いとは難しいものだ。自分が思っていた以上に恋愛とは複雑なものだ。
きっと明日には今日の出来事が癒えてるだろうけど、忘れないうちに書き留めておくことにしよう。