オンライン授業の実態とは?
私は現在大学1年生で、この1年間ずっとオンライン授業を受けてきました。
入学当初からオンライン授業なので対面授業との比較をすることはできませんが、現役大学生がオンライン授業を経験してわかったメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
メリット
- 登下校する時間が省ける
これは大学生がよく感じていることだと思います。対面授業ならば学校まで電車などを使って、片道30分以上かけて通学しなければならないこともあるでしょう。
しかし、オンライン授業ならば自宅が教室であり、わざわざ通学する必要がありません。授業開始5分前に起床する学生も珍しくないでしょう。
また、授業後は自由に家で過ごすこともできますから、寝たり遊んだりすることもできます。寝ながら授業をうけることも可能なのです。
- オンデマンド授業なら何度でも視聴可能
オンデマンド授業とは、授業が動画として収録されていて、学生はそれを視聴する授業形態のことです。
zoomでリアルタイム授業を行う場合には、先生の言うことをしっかり聞いていないと授業の内容を理解することができません。しかもリアルタイムですからもう一度繰り返すことも不可能です。
しかしオンデマンド授業なら、聞き逃したところはもう一度再生して聞くことができます。ただし授業にもよりますが、視聴できる期間が限られていることもあるので、油断していると期限を過ぎている可能性があるので注意が必要です。(実際に私は何度かそのようなことがありました。)
デメリット
- やたらとレポートを課す授業が多い
通常の授業ではどれほどの課題が課されるのかわかりませんが、私の友達に聞いた話ではレポート課題が増えたとのことでした。
オンライン授業だと学生の顔が見れないため授業態度を評価しにくい他、レポート課題の方が評価しやすいと考えられます。
たしかにオンライン授業で試験を行うとネット環境の不備やカンニングなど、試験の公平性が損なわれてしまいますから難しいと言えるでしょう。
ただ、パソコンを見て感じたことを文章にまとめて提出するという一連の作業に疲れや飽きを感じることがあります。レポート以外にも評価方法があってもいいのではないかと私は思いました。
- 友達作りが難しい
これは特に新一年生が抱えている悩みだと思います。大学に行けず、ずっと孤独に授業を受けているわけですから友達に会う環境作りができないのです。
zoomで話した人たち(一年生)と会話をしていても、大学に行けないから友達ができにくいと話していました。
しかしコミュニケーション能力の高い人たちは積極的に友達を作り、数少ない対面授業でも友達と一緒にいる人を見かけます。
zoomで話していれば友達になれるのではないか、という意見もありそうですが、正直に言ってそれは難しいです。
zoomで話していても相手は画面の中の人であるので、心の距離を近づけるのが難しいからです。友達を作るなら実際に会って話し合うのがいいでしょう。相手の顔を直接見て話すことで人間関係が築かれていくのではないかと思います。
- 期末レポートの告知が遅い先生がいる
私はこのことに関して非常に腹が立ったのですが、とにかく期末レポートの告知がおそいのです。
基本的に期末レポートは3000から5000字の文章を書かなくてはならないので、それなりの準備が必要となります。良心的なというより普通の先生ならば前もって期末レポートの告知をしてくれるのですが、一部の先生は直前(提出一週間前程)に言うので注意が必要です。
バイトがなくて時間に余裕のある学生ならばあまり問題がないのかもしれませんが、忙しい大学生には大問題です。バイトのシフトが決まっていて変更が難しい場合、レポートを書く時間がなかなか無いかもしれません。
自分が学びたい授業を取るのが一番ですが、楽に単位をとりたい学生は先生の口コミを確認するのがよいでしょう。(オンライン授業と対面授業では授業形式、評価方法が異なるのであまり参考にならないかもしれません。)
まとめ
オンライン授業のメリットとデメリットをまとめてみましたが、正直言って楽ではありません。一日中パソコンと向き合い、レポートに追われる日々を過ごすのですから、目や肩が疲れます。
対面授業を受けたことはないですが、オンライン授業よりは良いのではないかと思います。早くコロナが終息して普通の日常生活が戻ることを願っています。